マンガ生活

【マンガレビュー】主観に基づいたおすすめマンガをあたりさわりなくレビュー

青年コミック 青春

『僕たちがやりました 6巻』最後まで読むとわかる表紙の意味と衝撃度

2016/09/07

僕たちがやりました(〜6巻、以下続刊) / 漫画:荒木光 原作:金城宗幸

こんにちは、ししまるです。
早速ですが、『僕たちがやりました 6巻』を読みました。

5巻までの記事はこちら

若干ネタバレ入っちゃってますので、ご注意を。

逃亡生活に終止符が打たれて日常を取りもどしたトビオたちですが、矢波高爆破事件の真相を知る4人はそれぞれ(一人を除いて)罪悪感にさいなまされながら、バラバラの生活を送っています。

良心の呵責に耐えかねて屋上から飛び降りたトビオはある誓いを立て、無事生き残ったトビオはその誓いを実行に移していきます。果たして性格を変えたトビオは、矢波高の市橋とまさかの親交を持ち、蓮子と付き合い、順風満帆なリア充生活を満喫しはじめたかにみえた折り、市橋から意味深なビデオレターが届くとスマホを見るトビオの背後で・・・

5巻に引き続き、またもや衝撃のラストです・・・。正体ははっきりしませんが、これは・・・ぶるっときました。
完結に向かっているのかと思っていましたが、もうしばらく続きそうな展開になってきたようですね。

相変わらず、ギャグとシリアスのかき分けが見事です。テーマ的にはだいぶ重いストーリーだと思うのですが、ちょこちょこ入るギャグがそれを緩和しています。古谷実さんの近年の作品と重なるところがある気がします。

そして、すがすがしいまでのゲスキャラのマルにとうとう天罰が!なのですが、カタルシスがまったく感じられないどころか若干トラウマ気味になりそうな描写がちょっとあれな感じです。夢に出てきそうでいやです。

次の巻が非常に気になる作品ですので、堪え性のない方は要注意です!

-青年コミック, 青春
-,

おすすめ記事一覧